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東京藝術大学オルガン科 学生ブログ geidaiorg.exblog.jp

東京藝術大学オルガン科の演奏会の情報などタイムリーなニュースをお届けするブログ。学生が一生懸命更新します♪


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ジャン・アランを聴きながら。

こんにちは!
ひさしぶりのオフ!!のmifaraです。

今日は夜に東京女子大学の礼拝堂にて
芸大の助手をして下さってる
浅井美紀さんのコンサートがあります。

私はアシスタントをさせて頂くのですが、
プログラムにジャン・アランという人の
非常にヴィルトゥオーソな
「トロワ・ダンス(三つのダンス)」という曲があります。

このジャン・アランは、1911年に生まれ、1940年に亡くなった
フランスのオルガニスト・作曲家です。
トロワ・ダンスは「喜び・悲しみ・闘い」という三つの楽章からなっています。

浅井さんの練習を聞いていて、
なんだかジャン・アランの感情が私に迫ってくるようでした。

ジャンは、第二次世界大戦の時にたったの29歳で
戦死
してしまったのですが、
よくよく考えたら、幼少期に第一次世界大戦も体験しているんですよね。

人生に二回も戦争を体験しているなんて…。
しかもフランスなんて言ったら、
結構血が多く流された土地ですよね。

全く想像のつかない世界です。
それだけに、彼の作品から、
狂気にも似たギリギリの状況の、
魂の叫びのようなものを感じます。

話は飛びますが、
長野県に「無言館」という美術館があります。
私は行ったことがないのですが、
戦死してしまった画学生、若い画家たちの遺作が
展示されているそうです。

いかに私たちが恵まれた環境で
芸術をしているかということを考えさせられます。

彼らの志を引き継いで…なんて
軽々しく言えないけれど、
それでも、現代を生き
オルガンを弾く私には
与えられたミッションがあるように思えてなりません。

いやー、ジャンの
トロワ・ダンス、一回弾いてみたいです!
(こんな〆でいいのか!?)


無言館について↓
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/kanko/museum/mugonkan.html

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Commented by ふくまり at 2009-05-24 21:56 x
このブログ始まって以来の深い内容!!笑
命の危機が身近にある状態って幸いにもわからないから。そんな状態で音楽を書いたり聴いたり、全く想像がつかないけれど、演奏する時はいつもそれ位の覚悟を持たないとですね。
by Geidai-Org | 2009-05-23 12:32 | 雑談 | Comments(1)