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東京藝術大学オルガン科 学生ブログ geidaiorg.exblog.jp

東京藝術大学オルガン科の演奏会の情報などタイムリーなニュースをお届けするブログ。学生が一生懸命更新します♪


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ある4年生の苦悩

みなさまこんばんは!
霊南坂コンサート第一夜も、ついに2日後となりました。
学生たちは水曜、木曜と教会をお借りしてリハーサルを行い、金曜日に本番に臨みます。
さてこのリハーサル、一体何をしているのでしょうか⁈

それは、曲を弾くために必要な音の組み合わせ(レジストレーション)作り
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オルガンにはいくつもの音色が備わっていて、それをストップ(音栓)を操作することによって組み合わせを作ります。
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先生にもお手伝いいただき、それぞれの時間内で組み合わせを決めていきます。これが、ものすごく大変な作業なのです。
なぜなら...ストップは何十種類もあり、その組み合わせは何百通りにものぼるからです!
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例えば霊南坂教会のオルガンには32種類もの音色・音高のストップが備わっていますが、まずこの中から選ぶのが大変。組み合わせを試すのも大変。そして、曲の書かれた時代によっては、その音色も数小節ごとに変わったりします。つまりその度にストップを出したり入れたりしなければいけないのです。
そこで活躍するのが、コンビネーション
ストップの組み合わせを記憶させるシステムがこのオルガンにはあるのです!

しかし4年生のTさんは今日、待ち時間のあいだ悩んでいました。
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「コンビネーションが足りない...」
この画像の奥は楽譜、手前は霊南坂教会のオルガン音組み早見表です。
楽譜に貼ってある黄緑色の付箋はそう、音を変える(足したり抜いたり)ことを指示するものです。多いところは一小節ごとなので、一曲で何回ストップを操作するのやら...

しかし、霊南坂教会のオルガンにはコンビネーションが6つしかありません!
つまり全部で6通りしかストップの組み合わせを記憶させられないのです。

ちなみに、こちらは藝大の奏楽堂
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こちらはコンピュータを内蔵しているため、記憶させられる組み合わせは約1,000通り...
つまり、奏楽堂ではコンビネーションだけで出来ていたストップ操作を、霊南坂教会では人の手でやらなければいけないということになります!
そこで登場するのがアシスタントです!

...と続けたいところですが、長くなってしまったので今日はここまで。アシスタントって一体何をしているのでしょう?明日きっとまた更新します。

それでは♪

Hima





by Geidai-Org | 2016-02-24 23:19 | 準備作業 | Comments(0)